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2024.10.17

YouTube動画に「カメラで撮影」表示開始

米Google傘下のYouTubeは10月15日(現地時間)、アップロードされた動画が本物のカメラで撮影され、生成AIなどで改変されていないことを示す「カメラで撮影」表示を開始した。
クリエイターが設定しておくと、プレーヤーの下の概要欄に「このコンテンツの作成手段」という項目に「カメラで撮影」と明示されるようになった。

「このコンテンツは、カメラなどの録画デバイスを使用して撮影されました。」とも表示している。GoogleでC2PAプロダクトリードを務めるシェリル・ハンナ氏はLinkedInでこれを発表した(YouTubeの公式ブログなどでの発表はない)。
サポートページによると、自分の動画で「カメラで撮影」と表示するには、バージョン2.1以上のC2PAをサポートするカメラで撮影する必要がある。編集は可能だが、ビデオを元のソースまで遡って追跡できなくしたりする編集を加えると表示できない。

 YouTubeがアップロードされた動画にC2PAのメタデータが含まれていることを検知すると、概要欄に「カメラで撮影」ラベルを表示する。
(引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2410/16/news138.html

※C2PA:デジタルコンテンツの出所と履歴を認証するオープンな技術標準を開発するために、2021年2月に設立された団体

現代ではどんどんカメラの性能が上がっており、それに伴い画像や動画の加工技術も上がっています。CGなのか本物なのか、素人目では分からないところまできている中で、今回のYoutubeが取り入れた機能は今後のYoutube界でも物議を醸す一つの要因となりそうな気がします。

自分の動画で「カメラで撮影」と表示するには、、バージョン2.1以上のC2PAをサポートするカメラで撮影する必要があるため普及には時間がかかるかもしれませんが、今後のYoutube界の動向を追っていきたいと思います。