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2024.10.16

AdobeがPhotoshopやIllustrator新機能候補を発表

Adobeは10月14日~10日16日(米国時間)に、Creative Cloudの年次イベント「Adobe MAX」(クリエイター向けに提供している「Adobe Creative Cloud」をテーマに、組織の規模を問わないクリエイターをターゲットにしたイベント)を、米国フロリダ州のマイアミビーチコンベンションセンターにおいて開催しました。
今年(2024年)は、生成AIを活用したPhotoshopやIllustratorといったCreative Cloudアプリケーションの将来の新機能候補が多数紹介されています。その中から3つ紹介いたします。

◯Project Clean Machine
フラッシュの反射が写り込んでいる写真やビデオか、あるいは花火写真などにフラッシュをたいてしまっている場合などで、一時的にカメラを遮るような物体を簡単に削除するもの。静止画にだけでなく動画にも適用可能で、フラッシュばかりの動画も簡単にきれいな動画にすることが可能。

◯Project Remix A Lot
「Project Remix A Lot」は、適当に書いたスケッチを、生成AIがより洗練されたデザインに変えてくれるツール。荒いアイデアから始めて、インスピレーション画像(要するにこんな風にしてほしいというイメージ)を利用して、スケッチを洗練したデザインにしてくれる。デザインになったあとも編集が可能で、そのデザインを複数にコピーしたりサイズを変えたりということが可能。さらにデザインを生成拡張することも可能になっている。

◯Project Perfect Blend
写真を合成するときに問題になるのは、手前に置いた人間と背景の明るさがあっていなかったりすることで、そのまま合成するとチグハグな画像になってしまうこと。「Project Perfect Blend」ではハーモナイズモデルという独自の生成AIのモデルを使う。合成する被写体を置いてハーモナイズボタンを押すと、手前に置いた人間と背景を自動で同期して影や照明を調整してくれる。調整できるのは人間だけでなく、猫のような動物も可能。
(引用元:https://x.gd/E4Wna

Adobe製品は多くのクリエイターが使用しているツールの一つですが、現在は必須となってきている生成AIの機能を駆使した製品が、今後さらに精度をあげて開発、製品化されることが予想されます。
今まで、デザインや画像の加工に行き詰まっていた部分が解消され、業務効率やクオリティアップにつながるそんなワクワクする製品にとても期待値が高くなっています。

弊社もお客様へ製品を提供する側として「ワクワク」をお届けできるような、そして開発する側も「ワクワク」するような、そんな製品を開発していけるよう心がけていきたいです。

余談ですが、明日10月17日は地球と月がこの一年で最も接近する満月となる予定とされているそうで、最も遠いとされる2月の満月と比べて約14%大きく見えるそうですよ!
息抜きに夜空を見上げてみてはいがかでしょうか。