家を建てるまでの流れ
家を建てるまでの流れを知り、家作りをスムーズに進めていきましょう。家作りの流れをステップ毎に紹介して解説していきます。
※基本的に1〜11まではなんと費用がかかりません。
準備段階でお金は一切不要なので住宅に関しては動ける時に動いてしっかりと準備しておきましょう。
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STEP 1
理想の家の構成を建てる
【家の構想】
- 理想の家に近いハウスメーカーを絞る
- 建てる地域をある程度絞る
- 建てる構成を決める(木造、鉄骨、平屋、2階建て、二世帯住宅、部屋数)
- 日当たりや理想の土地、広さ等
- 駐車場の台数、外構
- 家のコンセプトを決める(こだわりたい間取り、デザイン、家具、素材、機能)
【家のテイスト】
- オーセンティック、オーセンティックジャパニーズ、オーセンティックモダン、オーセンティックヨーロピアン
- シンプル、シンプルモダン、シンプルジャパニーズ
- ナチュラル、ナチュラルモダン、ナチュラルヨーロピアン
- テイストフル、テイストヨーロピアン
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STEP 2
理想の家の構想に近いハウスメーカーを調べる
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STEP 3
お気に入りのハウスメーカーさんの見学会や展示場に行って建物を見る
ここで、ハウスメーカーさんの営業担当者があなたに付きます。
※ハウスメーカー、もしくは営業担当者が気に入らなければ、2~3を繰り返す。 -
STEP 4
【希望のハウスメーカーが決まったら】家づくりを進める
希望のハウスメーカーは、基本的に1社、予備で2社用意しましょう。
それは予備で相見積もりなどで不正がないかなど比較するためです。
比較するときも、同程度のハウスメーカーと比較しなければ、相見積もりの意味をなさないので注意しましょう。
例えば、20万キロ走った軽自動車と、20万キロ走ったベンツでは当然価値がかわってきますよね。
そういった意味でも、同程度のハウスメーカーと極力比較することを心がけましょう。比較対象のメーカーがわからない場合は、いつでもおうちナビにお問合せください。あなたの比較したい同程度のハウスメーカーさんをご紹介いたします。
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STEP 5
融資の問題を解決(自分の理想の家がどこまでとどくかの上限値を出す)
融資の流れは下記となります。
→融資事前審査の提出、→メーカー選定後に本審査、→銀行契約【家作りのスタート切る前に、お金のことで安心しませんか?】
あまり知られていませんが、5.の融資事前審査の提出をすることで
厳正な審査の前の簡易審査が簡単な手続きで受けられます。そこで、ある程度の融資額がわかるので融資額に適した家作りができます。
ポイントは上限一杯に使うのではなく、あくまでも自身の理想の家に近い形で予算を使っていってくださいね。 -
STEP 6
ファイナンシャルプランナーによる、融資上限値から月々の返済や将来設計をしてもらいどこまでが返済可能か貯蓄可能かを算出
※ハウスメーカーと融資でご予算が合わない場合は2.へ戻る。
【ファイナンシャルプランナーのご相談に関して】
家の家計の事は、ファイナンシャルプランナーにご相談することが一般的です。
家計の支出や、将来必要な財源等を計算して最適な返済プランを建てられるからです。通常の相談料は1万円ぐらいが相場で、ハウスメーカー経由で無料の場合もあります。
ちなみに、山口市おうちNAVIでは、無料でご相談が可能です。
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STEP 7
営業担当者と一緒に理想の建物と土地について方向性を決める。
ここである程度理想の家の構成が完成します。
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STEP 8
理想の家に合う土地を、予算内でメーカーが探す
基本的に、ハウスメーカーを決めてから土地選びに入ります。
そうしなければ、ハウスメーカーの営業担当者も本気で土地を探さなかったり
契約が決まってるお客様へ優先して土地をご紹介するからです。 -
STEP 9
【選択】良い土地があれば進む、なければ、土地探し。もしくは1.からやりなおし
この時点で営業担当者との信頼関係によって、良い土地が見つかるか?そうでないか?が変わります。
本当に良い土地情報はタイミングにもよりますが、すぐに決まったりして中々一般市場に出回りません。信頼関係のある営業担当者だと
すぐに最新の土地情報を伝えてもらい、良い土地情報を手に入れるチャンスが多いです。その為家作りは営業担当者次第といわれている所以がこちらです。
ここで注意して欲しいことは
「悪い営業担当者」は家を売りたいのです。それがあなたの「理想の家」でなくても。営業担当者との信頼関係を大切にして、理想の家作りをしてください。
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STEP 10
土地を決める
土地を決めたら、実際の建坪、間取り、外壁、設備等が決まるので
正式な建物の価格がわかります。 -
STEP 11
選んだ土地で、プランニングを進める
この段階で間取りの設計図をハウスメーカーが作って渡してもらえます。
会社にもよりますが、設計図をもとにした3Dでの実際にたっている映像を確認できることもあります。【土地選び、プランニングを進める際の流れです】
・詳細な資金計画
・地盤の調査(無料の場合がほとんどですが、料金を支払う場合もあります。)
→金額を支払う場合は、5万円程度が相場です。
・敷地の測量
・敷地の法令上のチェック
→その土地の用途地域に合わせた建築可能条件の確認
→→建築物の高さの制限や、道路(私有地、特殊道路)等の条件が満たされているか、土地条例に合わせたNGな色遣いや素材の確認
・ライフラインのチェック(水道、電気、ガスがその土地に通ってるかどうか確認)
→その土地の条件によって、目に見えない建築費用がかさむ場合があります。
→→こういった、土地要件が影響する価格はどのハウスメーカーに依頼しても同様の金額になります。※もしも、建築費用が土地によってかかり、予算等の条件にあわなければステップ9に戻り、土地探しを再開しましょう
※注意点
造成前、または造成中の土地に関しては契約後に調査、費用等の確認が必要になる場合があります。
造成前と造成中は、地盤調査ができない為です。その為、土地購入してからでないと地盤調査が開始できず
その土地が万が一地盤が弱かったりした場合に、法律に照らし合わせる為に土地の補強等が必要になり
建築物の価格だけでなく、土地の補強などで費用が高くなる事があるので、土地選びの際は十分注意して選びましょう。 -
STEP 12
契約(この会社にまかせてもいいかどうかだけ)
契約の前には、相見積もり等をとり、契約する会社と同程度の他社さんと比較してみましょう。
見積もり書に変な内容が無いか?等心配の方はおうちNAVIや、知り合いの業者さんや司法書士さんに相談してみるのもありです!
契約の後に、間取りの変更や設備などの変更はどの業者さんでも可能です。 -
STEP 13
中の仕様が決まる(外装、内装、設備、インテリア、エクステリア)
設計士とインテリアコーディネータが対面で外装から内装までの色味や素材、設備を
ご要望を確認しながら決定していきます。【ポイント!】
外装から内装までの色味や素材、設備は
キッチンはリクシル、エアコンはパナソニック、トイレはtotoといったように自由に選べます。
基本的に、地元工務店さんの場合はそういったメーカーに発注して施工します。大手ハウスメーカーにご依頼している場合は、会社内にキッチンやトイレ、その他設備のラインナップが充実しているので
大手ハウスメーカー指定の物だと安くなりお得です。 -
STEP 14
着工〜完成
・施工業者の差し入れは、缶コーヒーとか持っていくと喜ばれます。
→過度な差し入れは不要です。・基本的に、業者が指定した日に、基礎、棟上げ、内装、完成等のふしめで立会の依頼があります。
その日以外にも抜き打ちでちょくちょく現場にいってみましょう。
本来の現場の状況がよくわかります。【抜き打ちチェックポイント】
・家に使う材料の管理(雨風にさらされていないか、整理整頓されてないか
・周辺にゴミが落ちてないか(近隣からのクレームの元になる)
・たばこのポイ捨てがないか?
・建築地までの路面、道路の状態が綺麗にされているかどうか(トラックのタイヤの土が道路の跡になってないか)
・現場が休みの時に、戸締りや材料等持ち運びができないようにセキュリティー管理がしっかりされているか?一番大切なのが、外壁内部の施工中に立ち合うことをオススメします。
なぜかというと、外壁の内部を確認できるタイミングはそこしかないためです。
断熱材がしっかり施工されているか?隙間がないか?外壁の内部が雨の影響にうけていないか?
等を確認してください。大手ハウスメーカーさんの場合は、工場施工されて現地にくることもあるので
確認できない場合もあります。工場施工の場合は品質管理がしっかりしてるので品質面で安心が得られます。【悪徳業者に出会ったらすべきこと】
職人に直接クレームを申し出るよりも
施工会社、または担当の営業マンに相談し、指導改善を求めましょう。 -
STEP 15
サポート(定期的な点検訪問もある場合があるよ)会社による
ハウスメーカーによって初期の保証期間があります。
設備等もメーカーの保証期間があります。建物の構造上の主要部分では法律で定められている保証期間は10年です。
具体的な補償の内容は施工不良のみになりますので、契約者に過失がある場合の保証ではないのでご注意ください。その他に、防水の保証や、シロアリ被害の補償はメーカーによって異なります。
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※ここまでは無料ラインです。
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流れに起こしてみると整理されて、やることが決まってくるので
これからやることが明確化してきますよね。
家作りの第一歩を進めましょう。
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