ほとんどの人が一生に一度の家作り。
建てた後に、やっぱりこうしておけばよかったと後悔したくはありませんよね。
ここでは先人に学び、家作りで後悔した主な項目をご紹介いたします。
【間取りの後悔】
家族設計などの部分で間取り変更をすればよかったという声をよく聞きます。父や母の介護の面倒の為二世帯住宅にすればよかった。予定の子供の数が増えてしまって子供部屋が足りないなど。
- 1位:収納の作りで失敗
- 2位:部屋の広さに失敗
- 3位:防音対策に失敗
- 4位:配線計画で失敗
- 5位:外壁の壁や周囲の環境で失敗
- 6位:明るさで失敗
- 7位:熱さや寒さで失敗
- 8位:生活導線で失敗
- 9位:屋外空間の広さで失敗
- 10位:空気の喚起で失敗
間取りでの失敗は、いかがだったでしょう?
基本的に、間取りを作るときはこちらの後悔の内容をしっかりと意識して間取りを作りましょう
【お金・返済の後悔】
注文住宅で怖いのが返済できず家を抵当されることです。折角高額な家を建てたのに、雀の涙程度の金額で差し押さえされたら嫌ですよね。ここでは、先人に学ぶお金・返済の後悔をご紹介します。
「オプションを付けすぎて予算を200万円もオーバーしてしまった。」
「ローンのほかに固定資産税やメンテナンス費用がかかるのを忘れていた。」
「共働きの予定でローンを組んだのに、第ニ子を妊娠して妻の収入か無くなった。」
「思わぬ出費や車のローンを借り換えで負担がさらに増えた。」
今ある収入がこれから先もあるとは限りませんよね。人生はいろいろあり、予定の出費も想定できる出費であれば想定して家の返済計画を立てていきましょう。最初に限度額いっぱいまで銀行から融資を受けたら返済計画にズレが生じたときにかなりの痛手を被ることになります。また司法書士の手続きの相場を知らないからと見積もりを甘く見ていて思わぬ出費になったという話も聞きます。
団体信用生命保険についても要注意です。
団体信用生命保険とは住宅ローンを組んだ方が死亡または所定の高度障害状態になられたとき、その保険金で住宅ローンを返済するための生命保険
その為、既存の生命保険を解約してその分を返済に充てるといった方法も取れます。積立しき生命保険の場合は併用する場合も多いですが掛け捨ての場合だと解約や、保険額を落とすことで家計に浮きができます。
お金の失敗には“諦める”という選択肢はありません。ローンの返済が苦しくなると家庭がぎくしゃくしたり、最悪マイホームを手放したりする場合もあるのです。
将来設計をしっかり見通した返済計画を行いましょう。
【土地に関する後悔】
ここでは土地に関する後悔のケースをご紹介します。
「庭を道路側につくっておけば、将来駐車スペースに変更できたのに。」
「家庭菜園を楽しむスペースが欲しかった。」
「近所の人の騒音がうるさい」
「もっと土地スペースを広くとっておけばよかった」
「交通量の少ない土地にすればよかった」
「近隣に商業施設が多い土地にすればよかった」
土地選びで後悔しない為には周りの環境や、昼だけでなく夜の環境も加味しないとこのような思わぬ落とし穴にハマるかもしれませんね。
一度購入した土地はなかなか手放し辛いものです。しっかり吟味して土地選びを行いましょう。
【断熱性能に関する後悔】
以前住んでいたアパートが、とても暑かったり寒かったりしたから断熱対策は万全で行きたい。という要望から冬は暖かいですが夏は暑すぎる住宅が完成するというケースがあります。
山口市は盆地なので夏は暑く、冬は寒いという気候です。意識的に、夏にも冬にも強い住宅を心がけると良いでしょう。
寒さに弱い人であれば電気代が高くなってもいいので床暖房や高出力のエアコンを設置するや太陽光を設置して電気代を節約するなどで対策しましょう。
この断熱性能は、注文住宅の際にはケチらずしっかりとお金をかけたいところです。
家を建ててから後悔しない為の注意点はいかがでしたでしょうか?先人の後悔に学んで、自身は後悔のない家作りを進めてくださいね。
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