2018年の渋谷ハロウィーン、ネットの世論は否定派多数だったのか 池袋・川崎とともに分析してみた

ITニュース

 本番前に軽トラックがひっくり返され、当日は警察が厳戒態勢を敷き、痴漢や窃盗容疑で計13人もの逮捕者が出て、最終的に地元商店街の長から「変態仮装行列」の異名がつけられた――すさまじい狂想曲として幕を閉じた渋谷のハロウィーン。

 ねとらぼではハロウィーンの盛り上がりを2013年から追い続けてきましたが、渋谷のハロウィーンに対するネット上の批判は年々増し、特に2018年のバッシングはすさまじかった印象があります。

しかし実際のところビッグデータからみる反応はどうだったのでしょうか? 2016年、2017年、2018年それぞれの「渋谷ハロウィーン」に対するTwitterの反応を調査。

さらに平和とされている「池袋ハロウィーン」「川崎ハロウィーン」の反応も調べて、縦軸・横軸を比較しながらまとめてみました。

●3割以下だったネガティブ意見、5割に増加 2018年の渋谷ハロウィーンに対するポジティブ・ネガティブなツイートは、ほぼ五分五分。

あれ? 意外とポジティブな意見も多くない? と驚きますが、過去をさかのぼってみると、ネガティブな反応は2017年は約4割、2016年は約3割。

2年前はTwitterの世論はずいぶんと肯定的だったようです。

●安定して平和な池袋と川崎 他のハロウィーンはどうだったのかというと、2018年の池袋ハロウィーンも川崎ハロウィーンも、ネガティブな反応は2割以下。

渋谷の半分以下とは……やはり今年は渋谷に批判が集中していたことが見て取れます。

 共起ワード(一緒に利用されるキーワード)も比較してみると、渋谷の上位には「異文化」「反抗」「横転」「マスゴミ」「トラック」「警察」となかなか治安の悪そうなワードが。

対して池袋は「不穏」というワードが10位にあるくらいで、「パレード」「アート」「綺麗」「コスプレ」などなど全体的に祝祭感あふれるものとなっています。

「カメ」「止め」「カメラ」が上位にくるって、映画「カメラを止めるな!」のコスプレが盛り上がりすぎでしょ……。

 いやいや、池袋や川崎も批判多めな暗黒期があったのでは? と2017年と2016年の反応も一応調べてみましたが、ネガティブな意見は約2、3割ほどにとどまっていたようです。

●まとめ 渋谷、池袋、川崎ハロウィーンへの反応を2016年から見ていくと、2017年にハロウィーン全体に対してネガティブな意見がやや強まったものの、2018年は渋谷で問題が発生しすぎて批判が集中、その分だけ池袋と川崎に対する肯定的な意見が膨れ上がった――そんな流れが伺えます。

 渋谷商店街のトップから「変態仮装行列」という不名誉(?)な称号を付けられてしまいましたが、今年も取材をしていて、仮装を穏便に楽しむ人もこれまで通り見られました。

2019年はこの過激さは収束するのか、より増してしまうのか、規制が強化されてしまうのか……世間の反応を受け止めて改善を願うばかりです。

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