ごみのアルミ缶を拾った女性が逮捕 私利私欲でないその理由に「少し同情」との声も

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秋田市で、ごみ集積所からアルミ缶を盗んだとする窃盗容疑で60代の女性が県警に摘発された。

■「缶を無断で持ち去る人がいる」と通報2日に報じた秋田魁新報によると、9月、資源ごみ回収日の朝「缶を無断で持ち去る人がいる」と住民から秋田臨港署に通報があり、女性は送検はされなかったものの「微罪処分」になったという。

女性は、「捨てられた物なら構わないのでは」と納得のいかない様子であり、弁護士からは「窃盗罪に問えるのか」と疑問視する声も上がっているようだ。

■車椅子4台を寄贈してきたアルミ缶の重さは1個およそ15グラムだが、女性は「およそ1200キロで車椅子1台と交換できる」と話し、これまでも活動に賛同する人らから缶の提供を受けるなどし、これまで市社会福祉協議会に4台を寄贈してきた。

アルミ缶回収に20年以上取り組み、リサイクルの全国団体から表彰されたこともあるという。

■なぜ摘発されたのかごみを拾って摘発されるのは意外に感じるかもしれないが、何が問題だったのだろうか。

それは、女性がアルミ缶を潰し持ち去った場所が町内の「ごみ集積所」であったこと。

道端にポイ捨てされているアルミ缶ではなく、「ごみ集積所」はリサイクル業者へ引き渡すための場所なのだ。

「やり方が問題」と話す住民がいる中で、女性は「良いことだと思って続けてきたのに」と呟いていたのだとか。

■「無知すぎる」「少し同情」この報道を受けて「知らなかったのは無知すぎる」と意見もあるが、今までの車椅子を寄贈してきた経験から、同情の声も見られた。

「資源ゴミは自治会の貴重な財源になってるからアカンやろ」「今まで回収してきてる人が、ダメな場所だって知らなかったのは無知すぎる」「実際にお金に換えたりして、私利私欲を満たしてる人じゃないだけに…ちょっとかわいそうと思ってしまうよね」「もちろんダメな場所だったけど、知らずに善意で行動して逮捕ってのは少し同情する」この女性のように、ごみ収集場所から「どうせ捨ててあるんだから」と持ち出そうとした人も少なからずいるのではないだろうか。

本来、アルミ缶を拾うという行為は素晴らしいことだが、「集積所」から「持ち出す」ことのないよう注意したい。

(文/しらべぇ編集部・長谷川瞳)

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