ディスプレイをタッチパッドに埋め込んだCorei9搭載4KノートPC「ZenBookPro15」

ITニュース

 ASUSJAPANは6月20日、2018年PC夏モデルとして17製品、33モデルを発表した。

同日より予約販売を開始し、6月22日より順次発売する。

 夏モデルの目玉は、15.6型ノートPC「ZenBookPro15UX580」だ。

タッチパッドとディスプレイを統合した「ScreenPad」を内蔵する他、AdobeRGB比100%(sRGB比132%)の鮮やかな4K液晶ディスプレイや、6コアのCorei9-8950HK(2.9GHz、最大4.8GHz)、PCIExpressx4接続の1TBSSD、GeForceGTX1050Tiなどハイスペックな構成でまとめている(下位モデルはフルHD液晶、Corei7-8750H、GeForceGTX1050、512GBSSD)。

 注目のScreenPadは、通常のタッチパッド機能の他、アプリランチャーや使用アプリケーションにあわせてツールバーを表示できるScreenPadモードと、2つ目の画面として利用できる拡張ディスプレイモードを選べる。

ScreenPadモードでは、Officeソフトと連動して各種ツールを並べたり、Windowsアカウントと連動するカレンダーや音楽再生プレーヤーを表示したりできる。

また、フルHD解像度を持つScreenPadを併せて最大5画面出力(ScreenPad以外は全て4K解像度)に対応する。

 ScreenPadの開発に携わったASUSTeKComputer本社のデイビット・リン氏は、ZenBookユーザーを対象とした調査結果から、「ユーザーはWebブラウザやオフィスソフトなど多くのウィンドウを開いて作業をしているため、仕事に使えるデスクトップ領域が全体の65%しかないことに不便を感じている」と指摘。

今まで以上に画面を広く利用し、マルチタスクをできる環境を追求した結果としてScreenPadを開発したと話す。

 実はタッチパッドの部分にスマートフォンを装着するパターンも検討したが、PCをスマホで操作する際の遅延問題などから却下し、直接外部GPUで描画できるScreenPadにハードウェアを設計し直したという。

 タッチパッド部分をディスプレイとして活用するアイデアは、2009年にシャープが製品化している。

このとき使用された光学センサー液晶パッドでは描画遅延があり、実用上、ユーザー体験を損ねていた、とリン氏は語る。

一方、ZenBookPro15UX580のScreenPadはフルHD解像度に対応し、NVIDIA製GPUを活用することで快適なレスポンスを実現している(このためGeForceを搭載していないシステムでは現状ScreenPadは利用できない)。

「ScreenPadは最もパワフルなマルチタスクのパートナーになるだろう」(同氏)。

 ScreenPadのSDKは2018年末(もしくはそれより前倒し)に公開される予定で、アプリはMicrosoftStore経由で追加できるようになる見込み。

「他製品での展開やScreenPadのさらなる大型化も検討している」とリン氏は語るが、現状、利用できるデバイスの数が少ないことも理解しており、「個人のアプリ開発者の協力を得るためにコンテストのようなものも企画している」とのことだ。

 ZenBookPro15UX580の価格はCorei9を搭載する上位モデル「UX580GE-8950」が34万9800円(税別)、Corei7の下位モデル「X580GD-8750」が24万9800円。

また、フルHD解像度でScreenPadを内蔵しない「ZenBookPro15UX550GD」は19万9800円(全て税別)。

7月中旬に発売される予定。

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