ドラマ「ブラックペアン」の治験コーディネーター 「現実と全く違う」「侮辱」と日本臨床薬理学会がTBSに抗議

ITニュース

 TBSの医療ドラマ「ブラックペアン」に登場する「治験コーディネーター」の描写が、実際の職業とあまりにも懸け離れているとして、5月2日に日本臨床薬理学会はTBSに対し現実と乖離(かいり)した描写を避けるよう求める意見文を公開しました。

 「ブラックペアン」は4月22日から毎週日曜21時に放送中の、大学病院における天才外科医と医療問題との戦いを描いたドラマ。

劇中では、治験コーディネーターの木下香織(演:加藤綾子)が主人公の外科医・渡海征司郎(演:二宮和也)に協力する姿が描かれます。

 開発された薬が現場でも有用かつ安全かどうか確認するため、事前に人へ治療も兼ねて行う臨床試験を「治験」といいます。

治験コーディネーターとはその治験が適切に行われるよう、医師や製薬企業と被験者の間に立って調整する専門職。

責任医師などの指示の下、治験までの準備や被験者への対応、検査データの整理、医師への報告などあらゆるサポートを行い、新薬導入を円滑にする上で重要な役割を果たします。

 「ブラックペアン」の第1話・第2話では治験コーディネーターがスーツ姿で担当医師を高級飲食店で接待したり、治験を決めた被験者に同意書を取らずその場で負担軽減費として300万円を手渡しするシーンが登場しました。

放送後Twitterではこれらの描写に対し、「現実と違いすぎる」「知られる機会がない職種でデタラメを描かれると大迷惑」と批判が相次ぎました。

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