難病と闘う少年が宇宙へ不可能を可能に変えるVR

ITニュース

※本記事は、2017年12月21日にHTC社公式ブログに掲載されたMatthewGepp氏の記事を翻訳したものです(元記事はTrick3DよりHTC社に寄稿)。

その日、ドビンス空軍基地の滑走路は静まりかえっていました。

ジェットエンジンの轟音もせず、合衆国旗が風にはためく音が聞こえるほどです。

しかし、空気は興奮に張りつめていました。

50人以上の航空兵が整列し、きわめて特別な任務に赴く、きわめて特別な宇宙飛行士を待ち受けていました。

宇宙飛行士ゼイダン・ライトは、生まれつき心臓に珍しい欠陥がありました。

7歳の若さにして心臓に38回の超音波検査と、6回の焼灼手術、4回の切開手術を受けるという困難を乗り越えています。

それでも、彼の冒険心は決して失われていません。

難病と闘う子供たちの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」に、世界中どこにでも行けるとしたら何がしたい、と聞かれたとき、ゼイダン少年は「赤いロケットに乗って土星に行きたい」と答えました。

「どうすればいいか調べてみるわね」というのが母親のションダ・ライトさんの返事でした。

こうして、ゼイダン君の家族と、メイク・ア・ウィッシュのジョージア支部、VRコンテンツ制作会社TRICK3D、そして地元のボランティアたちは、不可能を可能にするミッションに取り組むことになりました。

VRの力を利用して、宇宙探検を体験できるようにしたのです。

宇宙探検VRの制作コンセプトは、ゼイダン君自身が提供しました。

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